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矯正歯科で治療するべき症例
矯正歯科で治療することの多い症例には、出っ歯があります。出っ歯は専門用語では「上顎前突」といいます。下の歯よりも上の歯のほうが前に出ている症状のことです。歯だけではなく顎も、下よりも上が前に出ています。横から見るとその様子がよくわかります。このことから「上顎前突」という名称がつきました。
反対に、上よりも下の方が出ている症例があります。受け口と呼ばれる症状ですが、専門的には「下顎前突」といいます。やはり歯だけではなく顎も、上よりも下の方が前側にあるためです。上顎前突、下顎前突ともに、かみ合わせが悪いので、食事の時にものを噛みにくいです。
それぞれの歯が大きかったり小さかったり、でこぼこになっている症例もあります。歯と顎の調和に欠けることによりおこる症状であり、見た目にもあまりきれいとはいえません。八重歯、叢生、乱杭歯と呼ばれます。かみ合わせが悪く、しかも歯と歯の間があいているので、虫歯や歯周病になりやすいです。
矯正歯科ではこれらの症例について対応が可能です。カウンセリングを行い、お互いが納得したうえで治療を行います。矯正歯科での治療は長い時間がかかりますから、双方の意思の疎通が不可欠です。矯正歯科で歯磨きの指導も行われます。前顎前突、後顎前突、乱杭歯は歯のトラブルに見舞われやすいですから、口腔衛生の概念を理解しておかなければなりません。3週間から6週間の装置装着動的治療期間を経て、1年半から2年半、保定装置を装着します。